ハロッズ〜イギリスの老舗高級百貨店〜

ハロッズは、ロンドン中心部ナイツブリッジ・ブロンプトン ロードに本店を構えるイギリス最大の老舗高級百貨店です。 最寄りのロンドン地下鉄駅はピカデリー線・ナイツブリッジ駅です。創立は1834年ですから、今年で183年の歴史を持つデパートという事になります。
イギリスにお越しになられた際、この本店又はヒースロー空港内免税店にお立ち寄りになった事がある方も多いのではないでしょうか?
今日は、私の大好きなデパートの一つ『ハロッズ』についてです。(ちなみに、見て回りるのが好きで、買い物をする事はあまりありません)

ハロッズは5エーカー (20,000 m²)の敷地に100万平方フィート(9万㎡)以上の売り場面積を有し、330を超える専門店があります。

ハロッズのモットーは「Omnia Omnibus Ubique」で、ラテン語で「あらゆる商品を、あらゆる人々へ、あらゆる場所へ」。クリスマス限定の店舗や食料品売り場はその商品の豊富さで知られ世界的に有名です。私も日本に里帰りの際、2階にある『ハロッズ・ギフトホール』で、ハッロズのロゴ入りグッズをお土産用に買いに行きます。

創業以来、5人のオーナーにより所有されてきましたが、現在のオーナーはカタール政府系の投資ファンド カタール・ホールディングスで、2010年5月、ハロッズは売却に対して拒否する姿勢を示しましたが、同月8日にエジプト出身の富豪モハメド・アルファイド氏から推定15億UKポンドで買収しました。

ハロッズの歴史を少し紐解いてみましょう。

ハロッズの創業者『チャールズ・ヘンリー・ハロッド』は1824年、25歳の時に起業しました。1831年まで洋服店・生地商でした。1825年には”Harrod and Wicking,Linen Drapers,Retail” の企業名での記録が残っていますが、同年末には消滅しまった様です。1832年に”Harrods & Co.Grocers”の名で食品雑貨店として事業を立ち上げました。1834年、紅茶に特別な興味を示したハロッド氏は、ロンドンのイースト・エンド、ステップニーのケーブル・ストリートに食品雑貨の小売店を立ち上げ、これが今日まで続くハロッズの原点となっています。 1849年、現在の店舗の所在地であるブロンプトン地区に小さな店を買い取って営業を開始しました。最初は2人のアシスタントと1人のメッセンジャーボーイを雇って始まったハロッズでしたが、後に経営が息子の『チャールズ・ディグビー・ハロッド』に引き継がれ、医薬品・香水・筆記具・青果の販売を取り扱うようになったのをきっかけに、ますますの繁盛を遂げました。その後、隣接する建物も買い取りし、拡大を続けたハロッズは1880年には従業員数が100人を超えるまでに成長しました。

しかし、順調に成長してきた店の運命は、1883年12月初めの火事によって苦難の時を迎えます。 この苦難から回復する為にチャールズ・ハロッド氏は、顧客にクリスマスの配達を実施し記録的な利益を上げる事に成功しました。


ところで、ここで一つ余談を、、、。                                1898年11月16日の水曜日、ブロンプトン・ストリートの本店で、イギリス初の《動く階段(エスカレーター)》の実用化が始まりました。この《動く階段》は現在、私達が良く知る一般的なエスカレーターとは異なり、マホガニー材と皮革製の連続したベルトのユニットから成る “ベルトコンベア風の段のない階段部分” と銀色の板ガラス製の手すり部分で稼働していたそうです。初めて、このエスカレーターを体験するという “試練”で弱ってしまった、お客さんは、エスカレーターを上った先で店員に気付け代わりのブランデーを提供してもらって元気を取り戻していたそうです。 私達にとって、デパートにあって当たり前の「エスカレーター」の始まりはが、ハロッズにあったなんて驚きですね(^。^)

 

 

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